長い旅路を歩むのが人生、ということで死ぬまでに歩く距離を考えてみる。
上海に来てからあまり歩いていない。車通勤&デスクワークなので、意図して歩かない限り確かにほとんど歩かなくて済んでしまう。
そこで、一日に大体どのくらい歩いているんだろうか。一体これから死ぬまでにどのくらい歩くことになるのだろうか?ということが気になったので、ちょっと考えてみる。
前提
歩数計測はiPhoneアプリのwithings healthmate。昨日のブログにもある通り、体重や血圧、睡眠時間のログを取ってくれる超絶便利アプリ。立ち上げておくだけで、歩数を計測してくれる。
結局痩せたの?1年半に渡るレコーディングダイエットの現状 - No Pain, No Gain
この2ヶ月で最も歩いた週のデータ。夏真っ盛りだけどまあまあ歩いた。
お次はこの2ヶ月で最も歩いていない週のデータ。土曜日1歩も歩いてないんですけど...。
当然ながら歩数は日によってまちまちなので、この2ヶ月でよく歩いた1週間と全然歩いていない1週間の平均値を取ることにする。
<注>丸1日歩いていない(計測されていない)データも混入しているが、今回はそのようなノイズも含めた。生きていればそんなこともあるでしょう、きっと。
最大値 : 46,200歩/週 = 6,600歩/日
最小値 : 18,300歩/週 = 2,600歩/日
平均値 : (6600+2600)÷2 = 4,600歩/日
死ぬまでに歩くことになる歩数
1日辺り4,600歩から計算すると、(表示がガタガタでごめんなさい)
1日 4600歩
1週間 32,200歩
1年 1,674,400歩
10年 16,744,000歩
35年 58,604,000歩
勝手に寿命を残り35年と想定してみた。どうやら死ぬまでに58,604,000歩を歩くようだ。
ただ、58,604,000歩のイメージが湧かないので、次に距離に置き換えてみる。
死ぬまでに歩くことになる歩数
歩数→距離に置き換えるために必要な情報は「1歩辺りの歩幅」。自分の歩幅がすぐに分かる人はなかなかいないと思う。
そこで、ざっくりと「50cm以上1m未満ぐらいだろう、間を取って75cm」ぐらいで計算しようかなと思う。
思うのだが、念のためにいろいろ調べてみると、あながち間違っていない模様。
上記ブログでは「身長(cm) x 0.45」で一歩当たりの距離と想定していて、175cmの人の場合79cm/歩。切りの良い数字にすべく当初想定通り75cmで計算することにした。
すると、先程の歩数は以下の距離になる。(表示がガタ...以下略)
1日 345,000cm
1週間 2,415,000cm
1年 125,580,000cm
10年 1,255,800,000cm
35年 4,395,300,000cm
ただ、さすがに35年で43億9500万cmと言われて、距離感がピンと来る人はそうそういないだろうと思うので、表を用意してみた。
生まれてから死ぬまで通して見ると、人は大体地球2周くらいは歩くことになるらしい。
まとめ
「人生は長い旅のようなもの」とはよく言ったものだ。
来る日も来る日も自分の足で地平線の先に向かって歩き続けなければならないのだから。嘘偽りなく本当に旅なのだ。
本当に地球一周する人はごく僅かな猿岩石くらいで、大抵の一般人はいつも大体決まったルートを大体決まったように歩くだけかもしれないけど、実は死ぬまでに地球一周以上歩いている。それもまた壮大な旅の一つの形。
しっかり歩ききれるように身体と心を鍛えておかないと!!
皆さんの旅が安らかなものになりますように。
結局痩せたの?1年半に渡るレコーディングダイエットの現状
痩せるプロジェクトに取り組みはじめて大体1年半。
体重のログを取ることで、しっかり管理できるようになり、みるみるうちに痩せる!!という壮大な計画だったはずなのだが、果たしてどうなったのか...。
過去のダイエット関連記事
体重の推移
プロジェクト開始前が75kgくらいだったけど、そこからはこの1年の間ほぼ変化無し。大体72~73kgの間を行ったり来たりという感じ。目標値(緑の点線)を69.5kgにしているけど、一度も達成していない。とほほ。
ちなみに、体重のログを取るのに使っていたガジェットはWithings Smart Body Analyzer。1度設定したら、あとは普通の体重計同様に上に載るだけで勝手に記録が取られていくので、ズボラなオッサンでも日々の体重の変化に気がつける優れもの。
結論:記録付けるだけでは痩せない。(当たり前か...)
ちなみに靱帯断裂のリハビリも進み、この2ヶ月夕食前に週に2回5-10km走っている。そしてごはんをどんぶりで2杯食べてる。ということで痩せない原因はハッキリしているのだ!!
原因が分かってるんだから本気出したらいつでも痩せちゃうよ?しかし、運動した後のご飯がウマすぎる...。
血圧の推移
実は、僕以外の兄弟が全員高血圧の薬を愛用しているという一族なので、Withingsの血圧計を購入して、血圧の記録も付けている。朝起きたら測ることにしてるんだけど、ついつい忘れてしまうけれども。
数値自体は、運動しているからなのか標準値の模様。等分薬の世話にはならずに済みそうだ。
Withings iPhone/Android対応 ワイヤレス血圧計 Wireless Blood Pressure Monitor BP-801 並行輸入品
- 出版社/メーカー: Withings
- メディア:
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年に一回の健康診断だけでは、何かの重大な病気になっていたとしても自覚症状が出るまで変化に気がつかない。それに加えて、体重と血圧だけであっても、日常的に身体データを定点観測して管理できていれば、僅かな変化に気がつく可能性が大きくなるはず。
ということで、数字で定点観測することは健康管理の第一歩。目に見える形で管理して健康維持に努めたい。(いつの間にか痩せる、という話がどこかに飛んでいったような感じだけど、気にしない)
こんなのあったら...絶対買う!!
血圧も血糖値も脈拍といった健康に関わるデータを定期的に測れて、かつ1年に1回くらいの電池交換で済み、故障しても無償で修理してくれるスマートウォッチがあったら、20万円くらいでも買うんだけどなあ。
withings製品が大好きなのだけど、スマートウォッチはちょっと微妙。機能がちょっと物足りない。個人的には心拍数を測れないのが致命的だなあ。
あとがき
ブログを書いた本人がその存在を忘れていた、いい加減なプロジェクトではある。
読者もほとんどいない閑散ブログとはいえ、書きっぱなしというのは気持ちが悪い、書いたからには責任を取らねばならぬ(すっかり忘れてたけど)、と いうことで、ダイエットは成功しているのか?うやむやにしてきた実態を明らかにしてすっきりした。
腹周りの肉はすっきりしてないが。
判断ミスを取り返すのはすごく労力が要るという話-子供の習い事を巡る顛末
とあるスイミングスクールで子供に2年間スクールを習わせていたのだけど、先日やめて別のスクールに移籍したのだが、この判断プロセスとその結果が非常によくなかったので、敢えて自戒の意味を込めて書くことにした。
経緯について
やめるに到った原因は「サービス品質の低下」。
・当初は幼稚園児の生徒5名に対してコーチ1人でしっかり教えて貰うことが出来た。
・人気が出て生徒が増加する一方でコーチ増員はなし。傍目に指導を受けて泳いでいる時間より浮かんで待っているだけの時間が長くなってきた。
・そんな中で近所にあったスクールの体験レッスン行ってみると生徒が少ない。コーチは専門的な人ではない(ボランティア?)のだが、非常に懇切丁寧で熱心。
・最終的にどちらかに絞る前提で6ヶ月両方に通わせた
・最初に通っていたスクールに改善の兆しが見えないので辞めた
という流れ。
通うのをやめてからまだ2週間程度なのだが、以下2点モヤモヤしている。
モヤモヤしているポイント
1.状況を改善するための自助努力をしていない
スクールに人数制限をかけるでもなく、ひたすら生徒を増やす運営方針から「子供の育成の視点よりも利益を上げることに軸足を置いている組織だろうから何を言っても無駄だろう」と、話し合いをするでもなく見限った。
本来であれば改善出来るかどうか分からなくても、運営する側がどのような考えを持ってスクールを開設しているのか、自分はどのような希望を持っているのか、お互いに摺り合わせるような努力をすべきだったのではないか?モヤモヤしている。
そして、より問題だと思っているのが、
2.判断する上で子供が主体になっていない
実は、今回の移籍をするにあたって、長男にはほとんど話をしていなかった。そのため、やめた後でこんなやりとりが発生した。
僕「○○スイミングやめたから、××スイミングで頑張ろうね!」
長男「え!?○○やめちゃったの!!なんで?どうして!?」(←ここで初めて知った)
僕「ずっと2つのスクールには通えないでしょ?どちらか選ぶとしたら、近くて泳ぎが上手になる方がいいよね?」
長男「・・・」
理由を説明しても、今1つ納得いかない様子。それはそうだ。
今回の流れからしても、理屈としては分かるかもしれないけれど、感情的に受け入れられない、というのは自然なことだと思う。2年間もやっていればコーチも仲間たちも見知った顔だし、本人的にはスクールでがっちり教わるにせよ、水に浮いているにせよ、遊びに行っている感覚のようで、その楽しい遊びの場が1つ失われた、ということでショックだったようだ。
スクールに通ってるのは長男自身な訳で、まず尊重しなければいけないのは「彼自身はどう思っているのか?どうしたいのか?」という一点のはず。そこは大人とか子供とか関係なくて、1人の人間として極めて自分勝手なことをしたと反省。(親のエゴで子供に習い事をさせている、ということの証左でもある)
まとめ
書くにつれ、今回の対応は「都合が悪いことから逃げる」発想だよなあと情けなく思えてきた。スクールと話し合い、子供と話し合い、そしてお互いに納得出来る理由が見つかったところで行動を起こすべく決断する、というのが正しいプロセスだったのではないか。
自分自身がしっかり納得出来ていないのに、合理的っぽい結論に飛びついて行動したというのは拙速過ぎる上に表面的で短絡的な行動すぎる。
よくないよなあ。まだ挽回する方法はあるようにも思うのだけど、腰が重い。
誤った行動を取り戻すために使うコストは、最初に正しい行動をするためのコストより遙かに大きい、ということを今身にしみて感じている...。
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読むか...。