No Pain, No Gain

気がつけば不惑、それでも今日も絶賛迷走中。

前十字靱帯(ACL)断裂から復活まで(1-怪我当日編)

凄まじく唐突ではあるのだが、今年前十字靱帯(ACL)断裂というなかなかハードな怪我をしたので、リハビリの経過等々も含めて事の顛末を綴ってみることにする。

 

前十字靱帯(Anterior Cruciate Ligament; ACL)断裂とは?

膝周りには4つの靱帯(内側側副靱帯、外側側副靱帯、前十字靱帯、後十字靱帯)があり、これらの靱帯は脚を動かす際に膝安定させる機能がある。特にACLは血流が乏しい関節内にあることから、ひとたび断裂すると自然治癒することは殆ど無いらしい。

膝が内側に入るようなタックルを受けたり(接触型)、急停止・急な方向転換・捻りながら着地する(非接触型)ような場合にぶっつり切れる、ことがある、ということで、フィギュアスケート高橋大輔、大相撲の遠藤、などなどアスリートに非常に多い怪我でもある。

尚、僕はアスリートでもなんでもなく、普通の一般人である。

 

受傷の状況

休日のオッサンサッカー中にディフェンスやってる時にドリブルで逆をつかれ、切り返そうと左足を踏ん張ったら「グリゴキっ」と嫌な音がして転倒したのだけれど、医者に言わせると上記の非接触型の極めて典型的な受傷状況らしい。

痛みと痺れで転がりながら外に出て休んでいると、徐々に痛みが引いていったので再度プレーに復帰したのだが、痛いから無理はしないでおこうと思いつつも、攻め上がっている際に後ろから縦パスが出たので、ついつい一気に加速しようと左足に力を込めたところ、再度「グリゴキっ」の音でまた転倒。(今思うと復帰したのは非常に無謀だった。多分1回目でACLが切れていたので膝が体重を支えきれず、半月板やその他の靱帯を痛めた可能性大)

左足を少しでも地面に付けると激痛が走るので、なかなか立ち上がれないものの、チームメートを心配させるのもなんなので、「多分捻挫ですねー。まあ大丈夫ッス」とケンケンしながら帰宅。

 

受傷後の対応

本当はすぐに病院に行きたかったのだけれど、何せ休日なもので、帰宅後はとりあえずRICE(患部を安静、冷却、圧迫、挙上する応急処置の方法)だ!と、足を持ち上げ、保冷剤をタオルにくるんだものでギンギンに冷やすも痛みは引かず。「もしや普通の捻挫じゃないんじゃないか?」とよく見てみると、左足と右足の膝周りの太さが全然違う。腫れ方が半端ない。

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(写真:右側が怪我をした左足。膝の皿の位置がわかりにくくなっている。膝の上がボヨボヨに腫れて、何か液体が溜まっている感じ。あと割と毛が汚らしい感じ)

骨折すると腫れると言うけどボキッという感じもなかったし、靱帯断裂の可能性もあるかもしれないけど、アキレス腱とか切ると周りに音が聞こえるくらいだというけど、そんな感じでもなかったし、なんともよく分からず不安。とりあえず翌日の病院の予約をとったし、おとなしく様子を見るしかない。足を伸ばして静かにしている分には痛まないけど、少し動かすだけで激痛が走るのでウンウン唸りながらうつらうつら寝る。

 

つづく

 

もう若くないからスポーツは生身でやったらだめだわ...、ということでサポーターをオススメします。

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