ファイナルファンタジー、そして僕たちの最終幻想は終わらない、と思ったけどやっぱり終わってるわ
前回「私はドラクエで会社生活を変えました」という話をしたのだけど、実はここまでゲーム界隈の話題に触れることを殊更に避けて来た。
というのも、僕はゲームが割と一般人よりも好きな方だと思うのだが、その事実について基本的には友人、知人にも明らかにしてこなかった。基本的に家族しか知らないと思う。
考えてみると、中学生だったか、高校生だったかの時に「ときめきメモリアル」の攻略本が家族に見つかったときの恥ずかしさたるや、今思い出すだけでも涙ぐみそうになる。(その後、開き直って、部屋に飾ってみたところ何の反応も得られなかった。今自分が、親になって考えてみると「息子の一般的とは言いがたい趣味に対して、積極的に立ち入って良いものだろうか?いやよくない」と、とりあえず見ないことにしたのだと思う)
従って、僕のお知り合いが万が一何か手違いででこのブログにたどり着き「え?あの人、こんな趣味持ってたの?うっわー...。え、ていうか、あの人ときメモやってたんだ、きもー。ていうか、Amazonもない時代に攻略本を本屋で買うこと自体罰ゲームじゃないの?」的なことを思われたりしたらどうしようなどと、モヤモヤしてしまうので、ゲームについて触れることを躊躇ってきたのだ。
だが、敢えて解禁することにした。というのも、「自分が人に見せたくないと思う自分の姿こそ本性に近く、本性をさらけ出した方が筆が進み、さらに他人に響く、、、、はず」だと思うのだが、果たして実際のところどうなのか検証してみたくなったのだ。(これを「プライバシーの切り売り」と呼ぶのかもしれない)
そもそも、前回のドラクエの話も、僕自身は常々「啓蒙書とか、ビジネスのハウツー本を読んでるヤツはイケてない」と思っていたのだが、気がつけば感化されちゃってたりして、結構恥ずかしい話だったりする。とはいえ、悪い話ではなく、是非他の人にも体験して欲しいと思う事柄だったのだが、人にさらけ出してみると思わぬところから反応があった。
ということで、開き直って御開帳してみたら、何かが起きるかもしれないし、あるいは新しい気づきがあるかもしれないと思い始めた次第。
と、大上段に構えて、何を繰り出すのかと言うと、、、。
FF13の是非を今こそ問いたい
(かなり今更な話題ではあるので、「あー、やっぱり海外にいると時差があるよね」とか「何百周かするとそういう視点もあるのか」くらいに思ってもらえたら嬉しい)
FF13やりましたか?僕は発売日に買いました。そして、意味の分からない用語に振り回されながらも、「さすがにFFだから絶対どこかで面白くなるはず...」と念じながら必死にかじりついて進めて行ったものの、グラン・パルスとかいうところで挫折。
もう散々議論され尽くしてると思うし、今更言うのは死者に鞭打つようで何だが、あまりにも一本道過ぎた。かの有名な「カラテカ」を彷彿とさせる程にまっすぐ。ストレートなのにストーリーは意味不明。まじであれほど意味の分からないストーリーにGoサイン出せるってすごくない?スクエニとか巨大な組織だけど、FFのプロデューサーともなると独裁的な権力を持って仕事が出来るんですねー。一般企業でアレに類するトンデモ企画を担当者が持ってきたら係長レベルで海の藻屑にされると思うんだけど。制作者の脳内で完結してるのかも知れないけど、一般中年男性には理解出来なかったよ...。
FF13で唯一軌跡のNOT一本道のエリアまでたどり着いた時には既に僕のATBゲージのみならずATP(アデノシン三リン酸)までも失われ、無意識のうちにディスクを長男のおもちゃ箱に放り込んだ。が、割れたら危ないので、我に返ってへし折ってゴミ箱に捨てた。
そして、僕の最終幻想は終わりを告げた。
はずだった。
本当の最終幻想へ
実は先週までPSstoreでFF13-2、LightningReturnsがそれぞれ1000円強でセールをしていて、ついうっかりポチってしまったのだ。(海外生活していると、オンラインストアでダウンロード購入出来るのは非常に有り難く、そして迷惑だ)
FF13を途中で投げ出して、ストーリーもよく分からなかったのに、続編に興味を持つこと自体ナンセンスだと思うのだが、FF黄金期に青春時代を過ごした記憶が「次こそは輝かしいFF作品となるに違いない!」と目を眩ませる。
ちなみに、一時帰国したときにゲオでどちらも980円で売っていたのも知っていた。中古屋で980円など3桁の価格になる場合「ほぼクソ」ということは経験上痛い程分かっていたのだが、FFといったメジャー作品となると内容の良し悪しに関わらず、需給ギャップで異常な値付けになっているのかもしれない、などと無意味なバイアスをかけて見ていた。
クソという極めて品のない表現をせざるを得ないことに理解をしてもらいたい。(さすがに忍びないので、以降「ノ=グ・ソ」と表現することで、若干の緩和効果を期待したい)通常、ノ=グ・ソ即ち大便というのは、生理現象の結果として食物が消化され栄養が吸収された後の所謂排泄物のことを指す。FFの話をしていたのにも関わらず、排泄物について解説しなければならないなんて、いったいぜんたいどうしたことか。かつ、排泄物をスラング表現しなければならないのか。これには深いワケがある。
ノ=グ・ソとしか表現できないからだ。それ以外の言葉で表現できるか深く検討し、広辞苑もペラペラめくってみたが見つからなかった。
いずれにせよ、ノ=グ・ソについて長々と書くのは、精神衛生上もよくないし、何となく本当の衛生上も良くないような気もするので、結論から言う。
FF13シリーズは全てノ=グ・ソだ!
FF15も何となく異臭が漂っている気がするが、980円になったら買ってやってもいい。
何故ノ=グ・ソなのか = 訳分からなすぎて話に入り込めない
全く反論の余地無く、ゴミカス呼ばわりするのもフェアではないので理由を記しておく。
FF13-2→オープニングから意味不明。舞台となる世界の設定もよくわかんないし、登場人物もよくわからん。でもって、無闇矢鱈なムービー。それがFFイズムとで言いたいのか?映画もどき作りたかったのか?昔、失敗してるだろうが?ヒゲのおじさんが退社するほどに。おーい、坂口さーん!!堕落論読んで出直してこいっつーの。つーか、13を最後までやってた人はついてこれるの?「初心者の館」でFF13のストーリーが読み物になってるけど、それ読んだ上でも全く意味が分からないんですけど。(途中で挫折した話の続編に挑戦しているのだから、多少仕方ないのかもしれないが、にしても...)
Returns→これまた映像ゲー。最初の仮面舞踏会みたいなシーンのお姉さんにちょっとムラっとしたけど、開始後のチュートリアル的なところが、一本道的な雰囲気でいやな予感しかしない。あと、FF13-2もそうだけど、オートセーブがデフォルトなのは何か違う。いや、世の中のRPGの風潮として最近は大体オートセーブなのはわかる。分かるのだけど、FFでそれやる?という感じがするんだよねー。
まあ、懐古厨のオッサンの戯言と言えばそれまでだが。
あとがき
最近ゲームを最後までやりきれなくなりつつあるのも事実。オッサンの集中力や体力に合わせたゲーム作ってくれんか?(その受け皿がスマホのポチポチゲーなんだろうけど、それにも違和感あるんだよなあ)
ちなみに、最近積みっぱなしになってるゲームのリストを挙げていくと
・世界樹と不思議のダンジョン(3DS)→前十字靱帯の手術で入院してるときにやりまくってたけど、退院と共にだんだんプレイ時間減少。最後のダンジョンを前に冒険者たちは1年以上待機中。
・ファミコンリミックス(3DS)→懐かしいゲーム集に癒やされるかと思いきや、思ったようにうまく操作できずイライラ。ゼルダの伝説は全部クリアしたけど、それ以外はほったらかし。
・ドラゴンエイジインクイジション(PS3)→前作が好きだったので買ったけど、洋ゲーって馴染んでいって心に火が付くまでに時間がかかる。若干システム変更があったのが、ちょっと残念。
・ドラクエビルダーズ(PS3)→面白い!んだけど、2章のあたりで停滞中。ナゾのクイズがやらされ感たっぷりすぎて、再開する気が起きない。
・GTA5(PS3)→嫁さんと子供が日本に帰ってる間に、夜を徹してやりまくるほど、すっげー面白い!けど、彼女たちの帰還とともにめっきり遠ざかっている。
....わかった!老化だ、これ!!!
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FF12が最高傑作だと思ってるけど、みんなには内緒だよ。