No Pain, No Gain

気がつけば不惑、それでも今日も絶賛迷走中。

かみのけが伸びてきた

長男くん、この間突然「はなくそのかみのけ...」と呟いたよね。
父さん聞き間違えたかなと思って聞き返したけど、また「はなくそのかみのけ」って言ってたね。
父さんは何のことかまるで分かっていない埴輪のような顔をしていたんだろうね。
だけど、直後にハニワ顔をした父さんの鼻の穴に人差し指を突き刺してくるとは思わなかったよ。
そして、指突っ込んだまま「はなくそのかみのけ!」って、また言ってたよね。
人生で経験したことのない斜め上の展開に父さんは涙が出そうだったよ。
出そうというか、事実涙目になっていたんだ。鼻血も出てきたし。
すると君は優しい声で「はなくそのかみのけが伸びて、穴からはみ出てるよ」と教えてくれたよね。
君は本当に優しい。保育園の先生も「この子の優しさは天性のものです」って褒めてたもんなあ。
でも、耳の穴かっぽじってよく聞いて貰いたい。
ボーボーの鼻毛を切らずに外に出た父さんが悪かったのは知っている。
だけど、公衆の面前で鼻の穴に指突っ込まれた父さんの気持ちも少し考えてほしい。
父さん恥ずかしくて、穴があったら、鼻の穴でもいいから飛び込みたかったよ。
それと身体の穴に指を入れるときは、ソフトタッチが原則だ。痛いのがイイなんてのは妄想だ。
父さんが教えてあげられることはそのくらいしかないけれど、是非忘れないでいてほしい。