No Pain, No Gain

気がつけば不惑、それでも今日も絶賛迷走中。

今日から使える!子供に宿題をさせる5つの方法とやっちゃいけないこと1つ

http://www.flickr.com/photos/62337512@N00/2615993927

photo by apdk

4歳の長男くんは現在アルファベットの練習中です。
インターナショナルスクールに通っているので、学校での生活で必要となるため英語の勉強が不可避です。
自分が4歳だった当時、絶対こんなことしていなかったので、何だか申し訳ないなあと思います。
それでも将来的には絶対役に立つしと、頑張ってもらっていますが、やっぱり母国語じゃないので、かなり苦戦しています。
 
最近では学校でアルファベットのテストがあるとかで、宿題のプリントを持って帰ってくることが多くなってきました。
ただ、やはり4歳というか、なかなか勉強に集中できません。親が見ていない隙に弟くんに絡みついていたり、ふて寝していたりします。
 
子供に宿題をさせるために何か良い方法はないでしょうか。ここまで長男くんを実験台に一緒に取り組んだ方法をご紹介します。
 

1.ニンジンをぶら下げてみる

http://www.flickr.com/photos/38451115@N04/5190280328

photo by pasukaru76

「ここまでやったら、お菓子をあげるよ」という極めて姑息な手段ですが、自発的に勉強するという姿勢を身に付けるためにはあまりよくないような気がして、罪悪感を感じます。
ただし、瞬間的な効果はバツグン。あんまり使うと、要求のレベルが高くなってくるので、ここぞと言うときに使うべき。
 

2.脅してみる

http://www.flickr.com/photos/37149125@N04/8698388318

photo by Phil du Valois

文字にしてみると、おどろおどろしいですが、「これをしないとこんな悪いことがある」と言って聞かせます。
大抵スネます。効果が薄いどころか、逆効果になることが多いです。
ただ、時にはやっぱり危機感を感じるのか、黙々とやりだすこともあります。子供って不思議!
 

3.賺(すか)してみる

http://www.flickr.com/photos/62337512@N00/2657545407

photo by apdk

「おお、この“M”はいいMだなあ。どっしりと足が生えていて素晴らしい!」
「なんてこった!“F”は鉄砲みたいでかっこいいなあ!バキューン!うっ、やられた!」
とにかく持ち上げます。親の演技力と瞬発的なテンションの切り替え力が問われます。
子供が調子に乗ってくれるといいのですが、悪のりしてmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmm(小文字のMの尺取り虫部分が全部一筆で繋がっている)とか、A4のプリントに大きくSと書いておしまいとか、途方に暮れる事態になることもあります。
 

4.褒めてみる

http://www.flickr.com/photos/88632443@N03/8087916717

photo by SofiaSPK

子供は褒めて伸ばせ!とか新入社員はとにかく褒めろ!と言われることがあります。
褒められて嬉しいのは大人も子供も同じです。
さっきの「賺す」との違いとしては、冷静に良いところを見つけてそれを評価してあげるということで、理不尽か否かということかもしれません。
ただ、こちらが冷静な分、即効性は薄いかもしれません。
明日テスト!もう21時!!宿題まだ沢山!!みたいな時に悠長に「そのEはいいね」(オヤジギャグってやつ?)とか言っている余裕はないのです。理想だけじゃやっていけないのですよ。
 

5.発想を変えさせてみる

http://www.flickr.com/photos/22333614@N06/2935896983

photo by Gilberto Viciedo

長男くんの中では、宿題 → 誰かに強いられる作業 → やりたいようにできない → イヤだ! という思考プロセスになっているように思われます。
「よく見てごらん。これは宿題じゃないんだよ、ゲームなんだよ!」と言ってみます。
例えばアルファベットを書く練習だとしたら、沢山書けたら10点、小文字も書けたら10点、前後の文字も書けたら10点とか。
あるいは、あみだくじを作って、出てきた文字を書いてみるとか。
何だか楽しいことをしているように錯覚させることで、ワークに取り組んでもらいます。
毎回同じ事をやっていると、「またか...」と作業感を感じる可能性があるので、大人が常に柔軟な発想で宿題を如何に面白く感じさせられるか考える必要があります。親って、大変!
 
当たり前の方法ですが、これらを組み合わせて、難敵に立ち向かえば多分何とかなる!!といいなー。
他に何か教育的に優れていて、効果的な方法があれば是非是非教えて下さい。
 
 

おまけ:やっちゃいけないこと=泣かせること、怒ること、貶すこと

http://www.flickr.com/photos/15622795@N05/2442192260

photo by emrank

幼稚園児の場合は泣いてしまったらゲームセットです。しばらくの間何も出来なくなりますので、おとなしく普通の状態になるのを待ちましょう。
前も書きましたが、怒るってことは大人自身が頭に来ているわけですから、子供はまず「恐い!」と感じます。それだけでも泣きたくなるのに、「なんでやらないんだ、出来ないんだ!」と言われたら、もう泣くしかないワケです。
頭にくることもあるかもしれませんが我慢、我慢。
言うまでもないですが、貶しても良いことはありません。
特に小学校高学年以上の大きい子供に対しては、ついそんなつもりはなくとも貶してしまうことがあるかもしれません。「どうしてこんな事が出来ないんだ!」とか。「なんだと!目に物見せてくれるわ!」という反骨心を期待したとしても、反発や怒りといったネガティブな感情が芽生えるだけで、親子の信頼関係構築にとって障害にしかならない、と自分の子供の頃の経験を踏まえて思います。
 
では、また。

 

子どもが変わる 怒らない子育て (フォレスト2545新書)

子どもが変わる 怒らない子育て (フォレスト2545新書)