No Pain, No Gain

気がつけば不惑、それでも今日も絶賛迷走中。

ドラクエしてるだけで仕事が楽しくなって社畜生活から脱出出来る裏技について

スマホロマサガ2が出来るようになった!

ドラクエやFFはだいぶ前からスマホで出来るようになっていたのだけど、ロマサガは一向にスマホに移植される気配もなく、通勤時の電車やバス、ちょっとした隙間の時間にロマサガをするということは今生では諦めねばならないなあ、と思い始めていたところだったので、ひたすら嬉しい!空き容量を確保するためにGTAでも削除しようかなー。

 

と、いうことで今日は子供と奥さんを寝かしつけたらロマサガをすることにしているのだが、皆さん仕事を楽しんでますか?どうですか?

 

超唐突だが、、、仕事は楽しいかね?

いい齢のおっさんがいつまでもゲームの話をしている場合じゃない。

僕の場合、会社に入って10年以上経つけど、ハッキリ言ってほとんどの時間が楽しくなかった。労働というのは、会社というマシンに自分の時間と体力と毛髪を投入して、チャリンチャリンと日銭を吐き出して貰う行為、としか思えなかった。(まあ、海外赴任で多少緩和されたとは言え、海外には海外ならではの仕事に対するモチベーションを下げる要素がある)

なので、新人の頃は「どうやったらこの不毛な状態から抜け出せるのか?」と考え、もはや考える時間も取れない程に忙しくなったミドル担当者の頃には「生きるために働く....食べるために働く....働くために働く....「人」が動くから働く...動けなくなるまで働く....」とナゾの呪文を唱えながら、地球の自転が半分になれば良いのにと宇宙に念を送りながら日々を過ごすしかなかった。

 

そんなぼくの考え方が変わった。きっかけになったのはこの本。

ビジネス書やハウツー的な本というのはあまり読む気がしないのだけど、「ドラクエ」というそそられる単語に釣られて読んでみることにした。

書いてある内容は非常に平易かつ素朴。人によってはつまらない陳腐な内容と感じるかもしれない。僕も否定はしない。

ただ、人が考えを変えるためのきっかけというのは、千差万別で、かのニュートンも落ちるリンゴを見てスティージョブズを発明したという程に、「ツボ」というのは人それぞれ異なる。

 

簡単に要約してみよう。

ドラクエの主人公の目的は何か?→魔王を倒して世界を平和にすること。そのために何をすべきか。

・目の前の敵を倒して経験値を積み上げレベルを上げる

→今まで苦戦した敵も簡単に倒せるようになり、より経験値のある敵と戦える

・様々な仲間を作る

→敵が倒しやすくなる。場合によってはモンスターが仲間になることも!

・町人から情報を収集する

→次に自分がどこにいくべきか、何をすべきかわかる

 

これ以外にも色々あると思うが、これらを全部仕事に置き換えてみる。

自分の仕事の目的は何か?→???????

一級社畜になるとこの目的の設定をきちんとしていない、もしくは見失っていることが多い。が、ドラクエに倣って「仕事を片付けて会社生活、私生活をハッピーにすること」としてみよう。すると、そのために何をすべきか?というのが見えてくる。

・目の前に立ちふさがる仕事をこなして経験値を積み上げる

→こなしているうちに経験値が蓄積され、歯ごたえのある仕事も相手に出来る

・仕事をこなすために役に立つ仲間(=上司や同僚や取引先・・・)作り

→凶悪な攻撃をする厄介なモンスター(=上司や以下略)を仲間にすることも可能

・仕事の関係者の話に耳を傾ける

→自分の立ち位置、何をすれば良いのか?が見えてくる

 

要するに、自分を成長させてハッピーになるために主体的に前向きに仕事に取り組もう!ということをドラクエに置き換えました的なことが書いてある。改めて当たり前だよなあと思う。だけど、超絶深夜残業をしまくってたりするようなエース級の社畜になると、こういうことを冷静に考えることが出来なくなるものなのだ(経験者談)。

仕事に行き詰まりを感じていて、なおかつドラクエ好きな人ならば是非一読してみては?響く人には響くと思う。

 

あとがき

ロマサガ2で脱社畜について書こうと思ったら、クジンシー(会社)にソウルスティール(即死技)されて、伝承法(死んで次の世代に託す)で転生するイメージしか湧いてこない...。さすがに実社会でピコーンと「見切り」を覚えるまで死にまくる訳にもいかないし...。まあ、ちょっと考えれば大体のロールプレイングゲームに置き換えて考えられるよねん。

 

ロマンシング サ・ガ2

ロマンシング サ・ガ2