前十字靱帯(ACL)断裂から復活まで(3-日本での病院選び編)
前十字靱帯(ACL)断裂シリーズ
前十字靱帯(ACL)断裂から復活まで(1-怪我当日編) - No Pain, No Gain
前十字靱帯(ACL)断裂から復活まで(2-現地での病院選び編) - No Pain, No Gain
前回のふりかえり
上海での病院探しの結果、ローカル病院も外資系病院もそれぞれ大きな難点があり、日本での手術を決意。「膝」はランニングやサッカーという趣味にも影響するし、何より立ったり座ったりという基本的な生活の質に大きな影響を与える部位でもあったので自分が納得出来る選択をしたつもり。これが耳毛がボーボーになる病気とかなら、現地での対応も考えたところなのだが。
日本に帰るにあたっての懸念事項
上司の配慮もあり日本に帰国して手術することにしたのだが心配事があった。
1.お金について
今回の怪我に関する一連の費用についてはどこかで改めてまとめて書きたいと思うが、会社が駐在員を被保険者とする傷害保険に加入していてくれたおかげで、実際のところあまり出費がなかった。(実はまだ請求していないのだけど)
2.子供の教育について
長男はインターに通学していて、英語/中国語を着々と身に付けつつあるにもかかわらず、親の事情で1ヶ月くらい間を空けることになってしまっていいのだろうか?その間に衰えてしまうのでは?と非常に悩んだ。奥さんとも何度も話し合った。
結論としては、日本で保育所に入れる、ことに。奥さん+息子2人で上海に残っても面倒を見切れない、何かあったら困る、ということもあったし、何より僕自身が奥さんが近くにいてくれた方が助かるし心強い。
調べてみると一時的に保育所預かってくれるという制度があったので、これを活用することにした。結構色んな自治体で実施しているようだ。
3.仕事について
一応怪我のために休む、ということではあるが、極力人様に迷惑をかけないようにしたい。来客や出張者対応はさすがに同僚や上司にカバーしてもらうとしても、所詮足が動かないだけ(?)で、頭は普通なので電話やネットを駆使し、可能なデスクワークについては日本に帰国しても対応することにした。技術革新の力は凄まじく、どこに行っても仕事が追いかけてくる...。僕の業務の3/4くらいは在宅で出来ることが今回わかったが、会社はそんなことは求めていない。出社することに意義がある。オリンピックかよ。
とりあえず帰ることを決め、チケットも取った。あとは日本に帰国するばかり..。と言うわけにはいかず、診てもらう病院にアタリを付けなくちゃ!ということを今回書くつもりだったのだが、何だか気がついたら脱線してたので、次回病院の探し方について書く予定。
おまけ
今回は中国に戻れるまで何日かかるかわからないので病欠扱いとしてもらえたのだが、他の会社で同様のケースで帰任させられたということを実際に目にしているので、そういう意味で我が社は非常に寛容だったので、社畜しまくっててよかったと思いました。まる。