No Pain, No Gain

気がつけば不惑、それでも今日も絶賛迷走中。

全身かゆいから石けん使うのやめてみた その結果

自分ではまったく意識していないクセが、他人から見るとひどく気になる、というか気に障るということは世の中によくある。貧乏揺すりを見てイラッとした経験をした人は数知れない。

最近僕の周りには頭を掻いた後の指先を眺めるヤツや、小鼻の脂を指で擦った後に臭いを嗅いでいるヤツがいる。どうみても不潔で見ているこちらの胸が悪くなるため、即刻やめて頂きたいのだが、本人に対して直球でぶっこむ程の度胸が僕にはないので、イライラしながらも見なかったことにするか、いっそのこと不潔な行為をするヒトではない何か別の生物、という蔑みの目で眺めることにしている。

 

ところが、どうやらこのようなクセは僕にもあったらしい。

先日奥さんから、「パンツの中に手を入れてお尻を掻くのをやめてください」との要望が寄せられた。全く自覚していなかったのだが、彼女曰く、24時間のうち10時間程度は会社に行っている、8時間ぐらいは寝ている、それ以外の6時間の大半で僕はケツを掻いているらしいのだ。

時々は「乾燥気味だなー、ボリボリ」ということも無くはなかったと思う。多少は臀部をまさぐってみたりすることもあったと思う。記憶の範囲では会社内でズボンの中に手を突っ込んでいるようなシチュエーションは皆無だと思う。それは家に帰ってからも同じだと思うのだけれど、家族の前では気が緩んでしまうのだろうか?あるいは非常に悲しいことに無自覚ながら自宅もしくは家族アレルギーなのかもしれない。愛する家族や我が家に何故身体が拒絶反応を示すのか人体の神秘ここに極まれり。

 

奥さんからは「ケツのみならず、身体の至る所をいつも掻いてます。掻いた後に剥がれ落ちた皮膚が汚いです」と温もりのかけらもなく言われてしまい、自分自身が不潔な行為をするヒトではない謎の生き物扱いされかけている事実に気がついてしまった。このままでは家庭崩壊の危機、ということで取りかかったのが「石けん断ち」である。

 

「身体洗いすぎなのではないでしょうか?人間は身体を石けんでゴシゴシしなくてもいいようです」との奥さんからの温かいアドバイスを受け、早速実践してみることにした。

 

石けん断ちのポイントとしては以下2点

1.石けんはとにかく使わない(脂っこい頭や、何か気になる股間でさえも)
2.少し熱いくらいのお湯で頭から脚まで手で洗う(タオルやスポンジは使わない)

 

これを1週間継続したところ、息子から「枕がすごくお父さんのにおいがする!」という独特の表現がされるようになり、思った以上の壮絶な効果を発揮している事が明らかになっている。尚、痒みは減ったような気もするがよくわからない。

加齢臭 VS 乾燥肌というステキな老化現象に、今のところ答えは見えない。

以上、石けん断ちについては各自自己責任で取り組んで頂きたい。

 

 

ちなみに我が家ではシャボン玉石けんを使用中。無添加なので身体に優しい(はず...)。

化粧石けんシャボン玉浴用 6個入

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