No Pain, No Gain

気がつけば不惑、それでも今日も絶賛迷走中。

上海マラソン2014出場記-その1

ランニング好きっす!的な雰囲気を漂わせつつ、ランニングしている風が全く見られない当ブログ。実際このところあんまり走れていないという自戒も込めつつ、11/2に参加した上海マラソンについて2回に分けて書いてみる。(そして徐々にモチベーションを上げて、また走る習慣を取り戻すのだ!)
 

エントリー

去年はインフルエンザに罹って出場できなかった上海マラソン
今年こそは参加するぞ!と受付開始時間と同時にウェブでエントリーするも、申込途上でまさかのサーバーダウン。
申し込み状況を確認するサイトでは「情報整理中」との画面表示のみで、状況がよく分からないまま時は過ぎ、ようやくアクセス出来るようになった頃には「申し込みは満員になったので締め切りました」の文字。
申し込めなかったのでは?と、半ば諦めて日々を虚しく過ごしていたところ、数週間後に早く金を払えとの通知が携帯のショートメッセージで送られてきた!
人を舐めてるとしか言いようがない。まあ、参加できる事になったのだからよしとするが。(抽選をしていたとの噂もあるけれど、事前にそんな説明はなかった、と思う)
 

ゼッケン&計時チップ引き取り

レース前3日間の間にゼッケンと計時チップを引き取りに東亜展覧館(上海体育館、ていうかゴール地点)へ行く。
以前参加したときには外国人の場合健康診断書不要だったので余裕をぶっこいていたのだが、何と今年は必須になっていて、慌てて近くの日系クリニックに飛び込む。(ちなみにうちの近所の東和クリニックはマラソン検診と称して無料対応!まじ神!)
 
引き取り最終日に行った為か、会場は相当な混雑っぷり。2年前に参加したときは、平日に引き取りに行ったこともあって、すぐ受け取れたのだけど。東レがメインスポンサーだった頃とは訳が違うということか。
しかも、だいぶ派手になっていてオフィシャルスポンサーのBMWとかナイキはどでかいブースを用意している。ちなみに、詳細はよくわからないけど、BMWオーナーは優先登録/優先引き取りが可能な模様。the格差社会
 
ゼッケンと共に毎年恒例の上海マラソンTシャツを受取ったら、あとはレースに向けて集中!と炭水化物を補充するのみ!ちなみに受取会場の中はランニンググッズとか、ランニング講座とか様々な催し物が開かれていて、嫌が応にもテンション上がる。

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謎の上海マラソン君(仮名)も大人気。
(翌日彼はマラソンに出走していたが、ランナー達から手ひどくぶっ叩かれていた)
 
 

当日出発前の準備

当日は4時半起床。
起き抜けに白米をどんぶり1杯食べていわゆるカーボローディングを行う。さらにアミノ酸を大量に摂取。これで炭水化物を強烈にエネルギー(糖)に変えてくれるらしい。
現地に着くとトイレに入るのは至難の業なので、起床直後と出発直前にトイレで大も小もスッキリさせて、タクシーを呼んで、いざ出発!と、勇ましく外に出たら猛烈に寒かったので、防寒着を取りに戻る。どうせ荷物預けられるのだから最初から用意しとけば良かった。
 
 

移動

スタートは7時だが、荷物運搬車への預け入れ等も考慮し、6時現地着を目指して5時半にタクシーで移動。我が家からスタート地点の外灘までは、通常車で30分程度の距離なのだが、当日はタクシーで現地に来る人が多く、タクシーの運ちゃんもびっくりの大渋滞にはまる。時間には相当余裕を持って出発すべき。
(更にスタート地点の外灘/南京東路/北京東路/中山東路周辺は封鎖されているので、タクシーを下りてから10分程度は歩くことになる)
 
 

荷物預け~スタート地点

荷物を預けるバスは円明園路/北京東路/虎丘路に40台近く停車しているが、この辺りは人だらけでとんでもなく混雑している。
尚、虎丘路には小商店があり、ここではカッパを10元程度で購入可能。
今回、スタート30分前まで小雨だったのが、スタート直前から急に雨足と風が強くなり、体力を奪われるランナーも多かったと思う。
仮に雨が降って無くてもビニールカッパがあれば、身体を冷やさずに済むので、購入すべき。
円明園路と北京東路の交差点にはトイレがあるが、かなりの時間待つ必要がある。
よりスタート地点に近い中山東路上のトイレの方が待ち時間は少ない。
和平飯店・ペニンシュラ・ウォルドルフアストリアに宿泊すれば、スタート地点まで徒歩数分なので是非次回以降はこれらをを拠点にしたい(あくまで希望)。
 
 

スタート前

ハーフは入口が異なる2つのブロックに分けられていたが、どうやらエントリー時の申告タイムで振り分けられるようだ。
「ようだ」というのは、実はスタート時点でこの事実に気がつかず、今回後方ブロックからスタートすることになったため。
(後で確認すると前のブロックが充てられていたが、結果的には後方スタートが功を奏した気がする。)
スタートが近づくにつれて、ランナーが密集して身動きが取れなくなる。

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なので、スタート前15~30分前にストレッチなどをして身体をよくほぐしておくと良い。
 
 

スタート~

ハーフの集合地点からスタートラインまでは2~300mあるが、殆ど走れない。
スタートから数km、中山東路から南京西路に出るまでは、ウォーミングアップと割り切ると精神衛生上スッキリする。
南京西路に出るまでの間に、路面がアスファルトではなく石畳になっている箇所があり、ここは濡れていると滑りやすい。
また、道中数カ所で種目別分岐(フル/ハーフ/10km)があり、道の右側(左側)によるように指示されるものの、
15km過ぎのフルとハーフの分岐以外はあくまでもランナーの整流化目的でしかないので全くもって無視してOK。
多くの人が分岐の看板を目にした途端、我先にと片側へ寄ってくるので巻き込まれてペースが乱される可能性大。
それと、准海路にはシャレオツなお店の店員さんと思われるチアリーダー集団が走行方向右側(南側)に数多くいるので、そこではできる限り歩道側に寄って、ハイタッチしまくるとテンションが上がること間違いなし。(実際にランニングログを確認すると、妙にスピードが上がってる箇所がある)
 
 

総じて振り返って

今回は本当に楽しく走れた。マラソンって、こんなに楽しいんだ!?こりゃ、来週にでもマラソン大会に参加したい!と思うほど。
タイムは、ほとんど練習しないままにレース当日を迎えたものの、結局一昨年から30秒の遅れのネットタイム2:13:15という結果。
年初にはハーフ2時間切り!という目標を持っていたので全く未達も良いところなのだが、全然練習していなかったことを思えば、特に怪我もなく、かつ「ちょっと無理すれば2時間切れるかも?」と淡い夢を抱きながら、苦しくなく楽しく走り切れたというのは、それなりに評価しても良いのかもしれない。
 
 
ということで、これからもう少しランニング関連エントリーを増やしていこう。