No Pain, No Gain

気がつけば不惑、それでも今日も絶賛迷走中。

仕事でミスっても大丈夫!心のバランスを保ちハッピーライフを送るための秘訣

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photo by 2-Dog-Farm

♪あーたーらしーあさがきたー♪きぼーのあーさーだ♪

というわけで全国5千万人くらい(超テキトー)の社畜の皆さん、こんにちは。今日も元気に人生の貴重な一日を資本主義の繁栄に捧げていますか?

 

さて、唐突ですが皆さんミス、してますか?しますよね?するって言って、お願い!

僕は仕事でしょっちゅうミスしてます。多分世の中的にはB級社畜なんだろうと思います。

では、皆さんミスするのってイヤですか?イヤですよね。誰も好きこのんでわざわざ仕事をしくじったりしませんよね。できれば誰だって、島○作のように様々な女性とあんなことやこんなことになってるだけで会社でうまく立ち回って行けたらいいなあと思うでしょう。

僕は多くは望まないので会社でうまく立ち回らなくても良いので様々な女性とあんなことやこんなことになりたいです。とにかくできればうまいことやって畳の上で「我が生涯に一片の悔い無し!」とかいって死にたい。

 

で、言うまでもなく僕も仕事でミスをするのがイヤです。生乾きの洗濯物臭の次にイヤです。

 

何がイヤか?

1)上司に怒られるのがイヤ
2)周りから「あいつダメじゃん」と見られるのがイヤ
3)ダメな自分がイヤ

1から3の順番でイヤです。おそらく順番が逆の方が世の中的にはまっとうな人間に思われるかもしれませんが、僕は何より怒られるのがイヤです。場合によっては人格否定されるようなこともありますし(俗に言うパワハラってやつ)。

仕事上のミスといえば、典型的なExcelの数式ミスとか、誤字脱字等々ありますが、様々なミスが我々社畜をより畜生らしくするために待ち構えています。だからといって完全にミスが防げるようになる術は未だに存在しないのです。未然に防止すべくダブルチェックやトリプルチェック、時間差チェック等々様々なテクニックを繰り出すものの、人類はまだ根本的な解決を見いだせていません。残念ながら。

 

であるならば

もはやいっそのこと人類はミスをする。つまるところミスは起こるものと考えて、ミスったときに如何に立て直すかと視点を切替えてはどうでしょう?

ちなみに「立て直す」といっても、よくあるデキリーマン的な「ミスによって生じた被害を如何に最低限に留めるか。どうやって仕事のアウトプットを毀損しないようにするか。失われた信頼を取り戻すか」的なことは所詮目先のことでしかありません。そんな社畜社畜としてのあるべき姿を求めていくようなひもじいことはここでは考えません。全くもって無視。(なので、以下デキリーマンやA級社畜を目指す方は読まない方がよいかもしれません。もしくは「ああ、下には下がいるんだなあ」と自分のプライドをくすぐるために読んでも良いかもしれませんが)

じゃ、何を考えるか

ミスをすることで上司に怒られて評価で×をもらって「ああ、自分はもう昇給しないのかもしれない。助けてアベノミクス!早く来てハイパーインフレ!!」とか考えたり、同僚から「あいつは良いやつだけど仕事では使えねえな」と思われ、「もしかして自分はダメ人間なのではないか?」等とネガティブな発想はどんどん連鎖しがちです。そんなことではハッピーライフからはどんどんと遠いところへ行ってしまいます。

なので、イヤなことは忘れましょう。ミスしたことを忘れる。最も効果的なのは脳の記憶領域から削除する、確実なのは物理的に切除する方法です。ただ、一般的には海馬を切除したりすると後々様々な不具合が出ることが想定されるので、もう少しマイルドな方法をオススメします。

1)頭の中を別なことで埋める
いつも私は仕事でしくじって、上司に怒られている時、しおらしくいかにも失敗を反省していますといった顔をしながら、心の中で「鈍感であれ、鈍感であれ、鈍感であれ....」と念じて堪え忍んでいます。もはや頭を空っぽの状態にして、イヤな情報をインプットしないという技です。「失敗は成功の母」とか言いますが、それは反省することから生まれるはず。従って、ひたすら別のことで頭をいっぱいに(もしくは空っぽに)する方法で情報を遮断している限り、成功には繋がりません。要するにその場しのぎってやつですね。
 
2)もっと酷い状態にある人のことを考える
「小○方博士(現時点においては博士の地位も危うい)は、言い訳を考え続けることがライフワークみたいな状態だ」「野○村元県議も記者会見しなければここまで事が大きくなることもなかったはず」などと、もはや自分のミスとは全く何にも関係ない、単純に苦境にある人のことを思って、何となれば同情してみたりすると、自分のしたことは大したことないのではないか?という気持ちになります。全く問題は解決しませんけど。
 
3)開き直る
「ていうか、別にこの程度のミスで会社が潰れるわけない!」「別に人が死ぬわけでもないし」「俺を雇ったヤツ(会社)が悪い」「上司ってミスをチェックするためにいるんだよね?仕事を与えてるってことじゃね?」などと思えるようになればシメたもの。もう自分にとってそのミスは些末なゴミ以下の存在、もしくは上司にとって貴重な仕事とさえ認識されている状態ですから、何にも心配いりません。将来も自分の席があるかどうかは心配した方がいいかもしれませんが。

 

 

ということでいかがでしょうか。世の中にはこんなことを考えながら仕事をしている人間もいるかもしれない、ということで寄生虫ライフを充実したものにしましょう!

鈍感力 (集英社文庫)