No Pain, No Gain

気がつけば不惑、それでも今日も絶賛迷走中。

中国の超絶アプリ(その1/タクシー待ちが不要になる「嘀嘀打車」)

先日、中国語の授業中に先生が日本のLINEに相当する「微信」がいかにスゴイか説明してくれました。
曰く、音声メモが送れるとか、写真が送れるとか、そういった物をグループにまとめて送れるとか、スタンプが可愛いとか。
ただ、先生には大変申し訳ないのですが、2時間の授業で頭がぼーっとしてきていたこともあり、
何よりLINEそっくりにしか見えないサービスに全く興味が湧いて来ず、
「へ-、そーですか。それはスゴイですね(棒)」「ワシャ、アプリとか言われてもさっぱりピンとこんなあ」とか、いかにも興味なさげな態度を取っていました。
(何て嫌な生徒なんだろうか)
 
あまりにおざなりな対応に先生もさすがにカチンとしたらしく、中国13億人民の威信をかけてスゴイアプリを紹介してくれたので、今日はその1つをご紹介。
 

タクシーが呼べるアプリ「嘀嘀打車」

嘀嘀打车-打车神器

嘀嘀打车-打车神器

  • 小桔科技
  • 旅行
  • 無料
上海はタクシーの初乗りは14元(2014年3月現在/約240円)です。
非常に安価なためバスや地下鉄同様に非常に身近な乗り物です。
やはり経済の状況が日本に比べればいいということなんでしょうか、タクシーに乗車拒否されることもしばしば。
深夜のタクシーの台数が少ない時間帯に、バブル時代の日本じゃありませんが「50元チップ払うから乗せて!」「じゃ、こっちは100元」と、タクシーを奪い合う光景も見かけたこともあります。
 
そんなタクシーがなかなかつかまらない状況に生まれたのが、この「嘀嘀打車」です。
(ちなみに「嘀嘀」はぶうぶうという擬音語、「打車」はタクシーを呼ぶという意味)
名前はちょっとアレですが、かなり出来るヤツです。
 

使い方

立ち上げると、自分がいる場所とその近くにいるタクシー(100台超)が地図上に表示されます。

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次に、目的地を文字もしくは音声データで入力。

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外国人にとっては、目的地を文字入力した方が確実です。

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もうゴールが見えてきましたよ。
「小費=チップ」の額を選択。

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急いでいるときなどは「小費」を選択。特に急いでいなければ「小費=0元」でOK。
チップを決めたら、その下の「確認発送」ボタンに優しくタッチします。

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運転手の電話番号、運行会社、営業許可証ナンバーの情報が表示され(ここでは省略)、後は待つのみ。何かあれば運転手から連絡がきます。
 
これでもう、タクシー待ちからも解放されますね!
 

おまけ:やっぱり「微信」はすごいっぽい

先生の「微信」の話はさらーっと聞き流していたのですが、どうやらこの「嘀嘀打車」と連携している模様。
どうやら「微信」経由で「嘀嘀打車」を利用すると、何と12元割引になるとのこと。
ということは初乗りが2元?(聞き流し気味だったので、不正確かも)
事実とすれば、「微信」ぱねーっす。
他にも様々な機能があるとのことで、ただのLINEっぽいアプリじゃなかったみたい...。

 残念なことに詳しい内容を聞く前に授業終了になってしまったので、詳細はまた今度。

 
今後中国三千年の歴史が生み出す驚異的なアプリをご紹介していきたいと思います。
中国語の先生を挑発し、プライドをくすぐりながら情報を聞き出す手法のため、不定期ですが。
 
では、また。