No Pain, No Gain

気がつけば不惑、それでも今日も絶賛迷走中。

子供を叱る前に考えるべき3つのこと

次男は来月1歳。
かまり歩きは余裕だし、数秒だけなら数秒だけ立つことも出来る。
自分の背丈くらい高さなら、よじ登ることも出来るし、どんどん出来ることが増えてきた。
それにつれて、だんだんイタズラ(かどうか怪しいが)も増えてきた。
ご飯を食べてる最中に椅子からはみ出てきたり、ご飯をお椀から全部ぶちまけてテーブルに塗りたくってみたり、
最近までは、言ってもしょうがないよなあと、困ったなあと思いつつ微笑ましく見てきたのだった。
全てに赦しを与えられてきた彼にも、いつかは教育的指導をしなければならない(端的に言えば叱られる)。
 

心がけたいこと

http://www.flickr.com/photos/78592755@N06/9976942955

photo by deeplifequotes

ところで、僕は子供を叱るとき概ね次の3つを肝に銘じている。
残念なことに、必ずしも守れていないので、自戒のために改めて書き記してみる。
1.感情的にならない
子供が何か悪いことをした場合、親は冷静に、どこを修正すべきか、どのように指摘すべきか、を考えるべき。
その上で、必要であれば怒ったフリをするのはあり。
叱るのは相手のためだし、怒るのは自分のためにしかならない。
怒るということは、喜怒哀楽の感情そのものの発露で、その感情を発散するということは自己満足以外の何物でも無い。
そして、感情的になれば、客観的に評価出来なくなってしまうし、後々お互いに感情的にしこりを感じるかもしれない。
 
2.可能な限りお互いに納得するまで話し合う
誰とでも言葉を尽くして話しあえばかなりの部分わかり合えると信じている。
子供たちにも同じように感じて貰いたいと思っている。
極力、考えを押しつけるのではなくて、子供自身が納得出来るように時間をかけて話をしてあげたい。
4歳の長男は、善悪の判断もついているので、何が悪かったのか、どうすべきだったのかということを
話して聞かせると、たいていの場合、納得してくれる。
ただ、すねてしまった場合には、こちらの言葉に耳を貸してくれなくなってしまうので、
たまに、1.の心がけを忘れて、感情的になってしまうことがあるのが悩み。
 
3.他の人と比較しない
「誰それはできているのに、どうして君は出来ないのだ」と言ってはいけない
人それぞれ個性があってしかるべき。
誰かと比べられて劣っていると言われることは、気持ちのいいものじゃないはず。
会社でそんなことを言われたら、辛いなあ、と我が身に置き換えてもそう思う。
具体的にどこが良くないのか、それを改善するにはどのように行動したらいいのか?
改善の道筋を一緒に考えるために、他の人の行動を参考事例としてあげるのはいいかもしれないけれど。
 

親は大変だ!

http://www.flickr.com/photos/40595948@N00/9593604754

photo by A.Davey

他にももっと気をつけるべき事があるような気がするのだけれど、
とりあえずこれらのことを念頭に子供達の成長を祈って、鼻息荒く怒ったフリをしたりしている。
これが結構くたびれるのよね。でもはっきりとした答えがないだけに悩みながら「父」してるのです。
息子達がこの苦悩が分かるようになるまではまだまだ時間がかかるだろうなあ。
 
では、また。

 

子どもが育つ魔法の言葉 (PHP文庫)

子どもが育つ魔法の言葉 (PHP文庫)