中国語がんばるぞという自分への言い聞かせ
たまたま今中国に住んでいるので、というわけではありませんが
中国語を勉強しています。
今のレベルは幼稚園児
僕の中国語レベルは
面と向かって話をする:日常会話は可能。
電話:相手の話が分からない、こちらの話も伝わらない事が多い
目の前に相手がいるのであれば、身振り手振りを入れることができます。
さらに通じてないようであれば、「困ってます。もう弱り切ってます」という
相手に憐憫を感じさせつつ、伝家の宝刀「筆談」を駆使することで大抵の場合しのげます。
ところが、電話の場合、相手の顔が見えません。
そして、中国の人は猛烈に早口。日本人からしたら「怒ってるの?」という勢いに圧倒されます。
且つ中国語学習の経験者なら分かるかもしれませんが、「四声」という中国語特有の発音の違いがあるため、
それがうまく聞き取れないと、何のことか想像がつかないことがしばしばあります。
また、こちらの発音も正確でないと意味が全く逆になってしまうことも。
(「希望する」、「失望する」というのが、似た発音だったり)
おそらく僕の中国語のレベルというのはネイティブからすると、
幼稚園児レベルなのかなあという気がします。・・・悲しい。
もしかすると、前述の通り、日本人は漢字を理解しており、
音読みしてとりあえず言ってみたらたまたま通じたりすることがあるので、
「時々突飛な(自分たちも知らない)単語を話す幼稚園児」という感じかもしれません。
ということで、今年は幼稚園児から義務教育修了レベルくらいまで成長したいと思うのです。
具体的には今年中にHSK6級合格を目指します。
HSKって何?
漢語水平考試という中国政府公認の中国語検定試験です。
1級が最低位で、6級が最高位になります。
で、その6級というのはどの程度のものなのか、というと
「中国語の情報をスムーズに読んだり聞いたりすることができ、
会話や文章により、自分の見解を流暢に表現することができる」とのこと。
国際的な外国語教育の評価基準(CEF)に照らすと、
TOEICで言うところの900点以上に相当するらしい。
別に資格を取ることに大きな意味を求めてはいなくて、
中国語の成長度合いを測る尺度として、とりあえず高いところを目指そうと。
どうやって6級にアプローチするか
今のところ大きく3つ考えていて、
1.文法の理解
文法は、語学学校や出版されているテキストを読みまくって、記憶。
で、自分で作文して、ネイティブにチェックして貰うということで高めていくつもり。
日記でも付けようか。
2.語彙力
圧倒的に語彙が少ないので、表現の幅が非常に狭い。
例えば、「しかし」という逆接の接続詞は「だが」「ところが」「けれども」「それにもかかわらず」等々あるけれど、
これが中国語だと、1つか2つしか出てこなかったりする。
それにそもそも知らないものもある。例えば今目の前にあるPCのディスプレイ。これは何というのか。
(辞書で調べてみると屏[pi3ng]らしい)
単語帳でも作って覚えるか。本を読むのもいいかもしれない。いきなり小説は厳しいので絵本でも読むか。
3.話すこと/聞くこと、会話を続けるテクニック
日本人の語学学習の弊で、1.と2.で頭でっかちになっちゃうパターンを避けるには、
とにかく実践しないとダメ。新しく覚えた文法とか単語を、とりあえず使ってみる。
で、そのリアクションが「?」というものであったら、それをメモしておいて、
何が間違っているのか、学校の先生なり、同僚なりに確認して、1つ1つ覚えていかないと
なかなか身につかないだろうなあと思う。
あと、今覚えたいなあと思っているのが、会話を続けるための数多くのフレーズ。
「ええと、、、」「だから、何なの?」「ふんふん、それで?」「へえ、そう」とか。
英語だと、活きた英語が分からない僕は"well,,,"とか"so, what?"しか思いつかず、
これが本当に使えるのか自信も無く、結果"well, well, well,,,,,,,"と、念仏を唱えるような状態に陥ることがある。
こんなんではダメ。とにかく使える外国語を確実に使っていかないといかん!と強く思うのでした。
とりあえず、マンツーマンの語学学校に、使う機会と修正する機会を求めつつ、
中国語のテレビドラマとか映画を観て、言い回しのレパートリーを増やしていくのかな。
身に付けたその先にあるものは?
中国語を身に付けて、何か高尚なことがしたいわけではないんです。
別に日本と中国の架け橋になろうとか。日中を跨いで一儲けしようかとか、
考えないわけではないけれど、それが主目的ではなかったりします。
何の巡り合わせか、短くない期間過ごすことになった国なので、
その国のこと、そこに住む人達のことを深く知りたいなあと。
そして、いずれはこの国を出て行く日が来るかもしれませんが、
第二の母国とは言わないまでも、常に関心を持って暮らしていきたいワケです。
そろそろ本気出す!
では、また。
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