No Pain, No Gain

気がつけば不惑、それでも今日も絶賛迷走中。

社会人の勉強場所としてステキな場所はどこか?を考えてみた

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photo by Christchurch City Libraries

漢語水平考試HSK)の最上級クラス試験の合格を目指して、中国語勉強中なのだが、勉強するのにふさわしい場所が見つからずに困っている。

社会人が勉強するのにふさわしい場所選びというのは、多くの人が困ってるんじゃないだろうか。

 

ということで、社会人が己を磨くためにふさわしい修練の場を手当たり次第に考えてみることにする。

 

1)自宅

まあ、無難といえば無難。お金もかからないし、何せ24時間営業。ただし、勉強を妨げる様々な要素(テレビやゲーム、子供の「遊んでー」攻撃、絶え間ない睡魔など)が潜んでいるので気をつけなければならない。僕は誘惑に弱いので、無理。

 

2)図書館

勉強する場所といえば図書館。大学生の頃は図書館に籠もって友人のノートをひたすらに暗記していたなあ...、などと懐かしみながらも、社会人にとっては使い勝手が悪い。というのも、大抵公共施設というのは9:00-17:00の営業時間であり、一般的な社会人が退勤後に勉強する場としてはぼぼ利用不可能だ。とか、それっぽい適当なことを書いてお茶を濁そうと思ったが、念のため調べてみると案外遅くまでやってるんですねー。ふむふむ。

平日に遅くまで開館している図書館リスト―東京図書館制覇!

ただ定時上がり出来るエリートサラリーマンならいざしらず、小生のような下級リーマンともなると、日本にいた頃はどんなに早くても20時まで仕事して、1時間以上電車に揺られる生活だったので、自宅に到着するのは22時近くになり、その頃には図書館は返却ポストくらいしか開いていないだろう。

ちなみに、上海にももちろん図書館はある。自宅周辺だと下の2つかなあ。

长宁图书馆-首页

欢迎访问上海图书馆网站

長寧区の図書館は平日18時まで。上海図書館は祝日以外は20時半まで。うーん...微妙。

 

うーん、社会人が平日外で勉強する場合、何はともあれ時間の確保が難しいんだよなあ...と思いはじめたが、正直軌道修正が面倒なのでこのまま書き進めてみる。

 

3)自宅近くや駅前の喫茶店

スタバで勉強とか、そういう感じ。比較的遅くまでやってる店も多い。かつ、喫茶店というのは、基本喫茶を目的と人が利用する場所であるので、喫茶もしつつさらに加えて勉強をしていると、周りから「ス・テ・キ...」と憧れの眼差しが送られてくることは必至。スタバによくいるちょっと勘違いしちゃった人々がMacをひけらかしながら、「俺スゴイだろ?」的なオーラを醸し出しながら、たかだか500円程度の甘ったるい飲み物片手にふんぞり返っている姿に近いものがあるかもしれない。

 

もはや「どこで勉強していいのかわからないから、もういっそのこと勉強するのやめたい気持ち」がこみ上げてくるのを止められないが、続ける。

 

4)会社の出口に近い喫茶店(関が出入り口から見えると、なおよし)

家に近い喫茶店を選ぶのは、ハッキリ言って素人。プロは退勤直後に勉強に取り組むことができるので時間の無駄とはおさらばできる。

なおかつ会社の同僚もしくは上司に対して、「お?あいつ頑張ってるな!」とさりげないアピールをすることが可能。但し、大抵の人は気がつかないので、それと分かるまで1年でも5年でも継続的に勉強しつづける必要がある。気づいてもらえる頃にはおそらくいつの間にか目標を達成してんじゃないの、知らんけど。

一体何言ってるんですかね、ぼくは。

 

ちなみに、そんなぼくはスタバ派です。

スタバではグランデを買え!―価格と生活の経済学 (ちくま文庫)

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ファイナルファンタジー、そして僕たちの最終幻想は終わらない、と思ったけどやっぱり終わってるわ

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photo by moofbong

前回「私はドラクエで会社生活を変えました」という話をしたのだけど、実はここまでゲーム界隈の話題に触れることを殊更に避けて来た。

というのも、僕はゲームが割と一般人よりも好きな方だと思うのだが、その事実について基本的には友人、知人にも明らかにしてこなかった。基本的に家族しか知らないと思う。

考えてみると、中学生だったか、高校生だったかの時に「ときめきメモリアル」の攻略本が家族に見つかったときの恥ずかしさたるや、今思い出すだけでも涙ぐみそうになる。(その後、開き直って、部屋に飾ってみたところ何の反応も得られなかった。今自分が、親になって考えてみると「息子の一般的とは言いがたい趣味に対して、積極的に立ち入って良いものだろうか?いやよくない」と、とりあえず見ないことにしたのだと思う)

従って、僕のお知り合いが万が一何か手違いででこのブログにたどり着き「え?あの人、こんな趣味持ってたの?うっわー...。え、ていうか、あの人ときメモやってたんだ、きもー。ていうか、Amazonもない時代に攻略本を本屋で買うこと自体罰ゲームじゃないの?」的なことを思われたりしたらどうしようなどと、モヤモヤしてしまうので、ゲームについて触れることを躊躇ってきたのだ。

 

だが、敢えて解禁することにした。というのも、「自分が人に見せたくないと思う自分の姿こそ本性に近く、本性をさらけ出した方が筆が進み、さらに他人に響く、、、、はず」だと思うのだが、果たして実際のところどうなのか検証してみたくなったのだ。(これを「プライバシーの切り売り」と呼ぶのかもしれない)

 

そもそも、前回のドラクエの話も、僕自身は常々「啓蒙書とか、ビジネスのハウツー本を読んでるヤツはイケてない」と思っていたのだが、気がつけば感化されちゃってたりして、結構恥ずかしい話だったりする。とはいえ、悪い話ではなく、是非他の人にも体験して欲しいと思う事柄だったのだが、人にさらけ出してみると思わぬところから反応があった。

 

ということで、開き直って御開帳してみたら、何かが起きるかもしれないし、あるいは新しい気づきがあるかもしれないと思い始めた次第。

 

と、大上段に構えて、何を繰り出すのかと言うと、、、。

FF13の是非を今こそ問いたい

(かなり今更な話題ではあるので、「あー、やっぱり海外にいると時差があるよね」とか「何百周かするとそういう視点もあるのか」くらいに思ってもらえたら嬉しい)

FF13やりましたか?僕は発売日に買いました。そして、意味の分からない用語に振り回されながらも、「さすがにFFだから絶対どこかで面白くなるはず...」と念じながら必死にかじりついて進めて行ったものの、グラン・パルスとかいうところで挫折。

もう散々議論され尽くしてると思うし、今更言うのは死者に鞭打つようで何だが、あまりにも一本道過ぎた。かの有名な「カラテカ」を彷彿とさせる程にまっすぐ。ストレートなのにストーリーは意味不明。まじであれほど意味の分からないストーリーにGoサイン出せるってすごくない?スクエニとか巨大な組織だけど、FFのプロデューサーともなると独裁的な権力を持って仕事が出来るんですねー。一般企業でアレに類するトンデモ企画を担当者が持ってきたら係長レベルで海の藻屑にされると思うんだけど。制作者の脳内で完結してるのかも知れないけど、一般中年男性には理解出来なかったよ...。

FF13で唯一軌跡のNOT一本道のエリアまでたどり着いた時には既に僕のATBゲージのみならずATP(アデノシン三リン酸)までも失われ、無意識のうちにディスクを長男のおもちゃ箱に放り込んだ。が、割れたら危ないので、我に返ってへし折ってゴミ箱に捨てた。

そして、僕の最終幻想は終わりを告げた。

はずだった。

 

本当の最終幻想へ

実は先週までPSstoreでFF13-2、LightningReturnsがそれぞれ1000円強でセールをしていて、ついうっかりポチってしまったのだ。(海外生活していると、オンラインストアでダウンロード購入出来るのは非常に有り難く、そして迷惑だ)

FF13を途中で投げ出して、ストーリーもよく分からなかったのに、続編に興味を持つこと自体ナンセンスだと思うのだが、FF黄金期に青春時代を過ごした記憶が「次こそは輝かしいFF作品となるに違いない!」と目を眩ませる。

ちなみに、一時帰国したときにゲオでどちらも980円で売っていたのも知っていた。中古屋で980円など3桁の価格になる場合「ほぼクソ」ということは経験上痛い程分かっていたのだが、FFといったメジャー作品となると内容の良し悪しに関わらず、需給ギャップで異常な値付けになっているのかもしれない、などと無意味なバイアスをかけて見ていた。

クソという極めて品のない表現をせざるを得ないことに理解をしてもらいたい。(さすがに忍びないので、以降「ノ=グ・ソ」と表現することで、若干の緩和効果を期待したい)通常、ノ=グ・ソ即ち大便というのは、生理現象の結果として食物が消化され栄養が吸収された後の所謂排泄物のことを指す。FFの話をしていたのにも関わらず、排泄物について解説しなければならないなんて、いったいぜんたいどうしたことか。かつ、排泄物をスラング表現しなければならないのか。これには深いワケがある。

ノ=グ・ソとしか表現できないからだ。それ以外の言葉で表現できるか深く検討し、広辞苑もペラペラめくってみたが見つからなかった。

いずれにせよ、ノ=グ・ソについて長々と書くのは、精神衛生上もよくないし、何となく本当の衛生上も良くないような気もするので、結論から言う。

FF13シリーズは全てノ=グ・ソだ!

FF15も何となく異臭が漂っている気がするが、980円になったら買ってやってもいい。

 

 

何故ノ=グ・ソなのか = 訳分からなすぎて話に入り込めない

全く反論の余地無く、ゴミカス呼ばわりするのもフェアではないので理由を記しておく。

FF13-2→オープニングから意味不明。舞台となる世界の設定もよくわかんないし、登場人物もよくわからん。でもって、無闇矢鱈なムービー。それがFFイズムとで言いたいのか?映画もどき作りたかったのか?昔、失敗してるだろうが?ヒゲのおじさんが退社するほどに。おーい、坂口さーん!!堕落論読んで出直してこいっつーの。つーか、13を最後までやってた人はついてこれるの?「初心者の館」でFF13のストーリーが読み物になってるけど、それ読んだ上でも全く意味が分からないんですけど。(途中で挫折した話の続編に挑戦しているのだから、多少仕方ないのかもしれないが、にしても...)

Returns→これまた映像ゲー。最初の仮面舞踏会みたいなシーンのお姉さんにちょっとムラっとしたけど、開始後のチュートリアル的なところが、一本道的な雰囲気でいやな予感しかしない。あと、FF13-2もそうだけど、オートセーブがデフォルトなのは何か違う。いや、世の中のRPGの風潮として最近は大体オートセーブなのはわかる。分かるのだけど、FFでそれやる?という感じがするんだよねー。

まあ、懐古厨のオッサンの戯言と言えばそれまでだが。

 

あとがき

最近ゲームを最後までやりきれなくなりつつあるのも事実。オッサンの集中力や体力に合わせたゲーム作ってくれんか?(その受け皿がスマホのポチポチゲーなんだろうけど、それにも違和感あるんだよなあ)

 

ちなみに、最近積みっぱなしになってるゲームのリストを挙げていくと

世界樹と不思議のダンジョン(3DS)→前十字靱帯の手術で入院してるときにやりまくってたけど、退院と共にだんだんプレイ時間減少。最後のダンジョンを前に冒険者たちは1年以上待機中。

ファミコンリミックス(3DS)→懐かしいゲーム集に癒やされるかと思いきや、思ったようにうまく操作できずイライラ。ゼルダの伝説は全部クリアしたけど、それ以外はほったらかし。

ドラゴンエイジインクイジション(PS3)→前作が好きだったので買ったけど、洋ゲーって馴染んでいって心に火が付くまでに時間がかかる。若干システム変更があったのが、ちょっと残念。

ドラクエビルダーズ(PS3)→面白い!んだけど、2章のあたりで停滞中。ナゾのクイズがやらされ感たっぷりすぎて、再開する気が起きない。

・GTA5(PS3)→嫁さんと子供が日本に帰ってる間に、夜を徹してやりまくるほど、すっげー面白い!けど、彼女たちの帰還とともにめっきり遠ざかっている。

 

....わかった!老化だ、これ!!!

 

FF12が最高傑作だと思ってるけど、みんなには内緒だよ。

ドラクエしてるだけで仕事が楽しくなって社畜生活から脱出出来る裏技について

スマホロマサガ2が出来るようになった!

ドラクエやFFはだいぶ前からスマホで出来るようになっていたのだけど、ロマサガは一向にスマホに移植される気配もなく、通勤時の電車やバス、ちょっとした隙間の時間にロマサガをするということは今生では諦めねばならないなあ、と思い始めていたところだったので、ひたすら嬉しい!空き容量を確保するためにGTAでも削除しようかなー。

 

と、いうことで今日は子供と奥さんを寝かしつけたらロマサガをすることにしているのだが、皆さん仕事を楽しんでますか?どうですか?

 

超唐突だが、、、仕事は楽しいかね?

いい齢のおっさんがいつまでもゲームの話をしている場合じゃない。

僕の場合、会社に入って10年以上経つけど、ハッキリ言ってほとんどの時間が楽しくなかった。労働というのは、会社というマシンに自分の時間と体力と毛髪を投入して、チャリンチャリンと日銭を吐き出して貰う行為、としか思えなかった。(まあ、海外赴任で多少緩和されたとは言え、海外には海外ならではの仕事に対するモチベーションを下げる要素がある)

なので、新人の頃は「どうやったらこの不毛な状態から抜け出せるのか?」と考え、もはや考える時間も取れない程に忙しくなったミドル担当者の頃には「生きるために働く....食べるために働く....働くために働く....「人」が動くから働く...動けなくなるまで働く....」とナゾの呪文を唱えながら、地球の自転が半分になれば良いのにと宇宙に念を送りながら日々を過ごすしかなかった。

 

そんなぼくの考え方が変わった。きっかけになったのはこの本。

ビジネス書やハウツー的な本というのはあまり読む気がしないのだけど、「ドラクエ」というそそられる単語に釣られて読んでみることにした。

書いてある内容は非常に平易かつ素朴。人によってはつまらない陳腐な内容と感じるかもしれない。僕も否定はしない。

ただ、人が考えを変えるためのきっかけというのは、千差万別で、かのニュートンも落ちるリンゴを見てスティージョブズを発明したという程に、「ツボ」というのは人それぞれ異なる。

 

簡単に要約してみよう。

ドラクエの主人公の目的は何か?→魔王を倒して世界を平和にすること。そのために何をすべきか。

・目の前の敵を倒して経験値を積み上げレベルを上げる

→今まで苦戦した敵も簡単に倒せるようになり、より経験値のある敵と戦える

・様々な仲間を作る

→敵が倒しやすくなる。場合によってはモンスターが仲間になることも!

・町人から情報を収集する

→次に自分がどこにいくべきか、何をすべきかわかる

 

これ以外にも色々あると思うが、これらを全部仕事に置き換えてみる。

自分の仕事の目的は何か?→???????

一級社畜になるとこの目的の設定をきちんとしていない、もしくは見失っていることが多い。が、ドラクエに倣って「仕事を片付けて会社生活、私生活をハッピーにすること」としてみよう。すると、そのために何をすべきか?というのが見えてくる。

・目の前に立ちふさがる仕事をこなして経験値を積み上げる

→こなしているうちに経験値が蓄積され、歯ごたえのある仕事も相手に出来る

・仕事をこなすために役に立つ仲間(=上司や同僚や取引先・・・)作り

→凶悪な攻撃をする厄介なモンスター(=上司や以下略)を仲間にすることも可能

・仕事の関係者の話に耳を傾ける

→自分の立ち位置、何をすれば良いのか?が見えてくる

 

要するに、自分を成長させてハッピーになるために主体的に前向きに仕事に取り組もう!ということをドラクエに置き換えました的なことが書いてある。改めて当たり前だよなあと思う。だけど、超絶深夜残業をしまくってたりするようなエース級の社畜になると、こういうことを冷静に考えることが出来なくなるものなのだ(経験者談)。

仕事に行き詰まりを感じていて、なおかつドラクエ好きな人ならば是非一読してみては?響く人には響くと思う。

 

あとがき

ロマサガ2で脱社畜について書こうと思ったら、クジンシー(会社)にソウルスティール(即死技)されて、伝承法(死んで次の世代に託す)で転生するイメージしか湧いてこない...。さすがに実社会でピコーンと「見切り」を覚えるまで死にまくる訳にもいかないし...。まあ、ちょっと考えれば大体のロールプレイングゲームに置き換えて考えられるよねん。

 

ロマンシング サ・ガ2

ロマンシング サ・ガ2